自然と向き合うために
盛岡支店 第二課 佐藤伴哉です。
8月に入り、例年より遅い梅雨がようやく明けたと思いきや、うだるような暑さが続く今日この頃。数年前までエアコンなしで生活していたというのがにわかには信じられません。
さて、今年のお盆期間は比較的長期の休暇となったことから、様々な予定を立てておりました。中でもメインのイベントは友人たちとの「岩手山登山」でした。私自身は一度日帰りでの登頂はしたことがありましたが、今回は山小屋に泊まり日の出を拝むということも計画していたことから、非常に楽しみにしておりました。
ところが、決行の数日前になり、台風が県内を横断する事態となりました。決行当日には台風は過ぎ去っていましたが、依然として天候が優れない状況が続いておりました。
結果として、登山道のコンディションがあまり良くないという事を考慮し、登山は一旦中止となりました。事前に色々と準備を重ね、気持ちも高揚していただけに、中止と判断した時はひどく落胆しました。しかし、登山を強行したときのリスクを考えれば、仕方のないことだと思います。これにめげることなく、必ずや再挑戦したいと考えております。
最近は局地的豪雨や台風などによる自然災害が頻発しており、南海トラフ地震についての情報や、岩手山においても不穏な兆候が見られるなど、いつ何時災害に遭うのか、正確なことは誰にもわかりません。しかし、だからといって委縮するのではなく、非常時への備えをしっかりと行い、状況を把握した上で行動することが、自然と向き合うためには必要なのではないかと思います。