株式会社アースデザインコンサルタンツ インターンシップ体験記(髙橋)

 8月18日から5日間、株式会社アースデザインコンサルタンツ様にてインターンシップに参加させていただきました、髙橋と申します。

 今回のインターンシップに参加した目的は、建設コンサルタント業界が自分に合っているかを見極めること、そして実際の業務や働き方を知ることでした。この5日間で得た経験や学びを通じて、私はこの業界で働きたいという思いを一層強くすることができました。

 体験させていただいた業務は主に技術部で、大きく3つの分野に分かれていました。

測量(第一課)

 ドローンの飛行計画の立案からデータ解析までを体験しました。ドローンは、手作業で3日ほどかかる範囲を約25分で測量できる効率の良さがあり、技術の進歩に驚かされました。操作方法や専門用語も丁寧にご指導いただき、測量が設計などの基礎となる重要な業務であることを学びました。

設計(第二課)

 道路設計の体験では、現状の課題を分析し、コントロールポイントを設定しながら、専用ソフトを用いてさまざまな立場に配慮した設計を行いました。多角的な視点が求められる難しさを感じましたが、社会のインフラを支えるやりがいのある仕事だと実感しました。

地質調査(第三課)

 SWS試験、粒度試験、柱状図作成などを通して、地盤の性質を調べる手法を学びました。特に柱状図の作成では、実際のボーリングコアを観察しながら地下の構成を図示する作業に取り組みました。私は大学で地学を専攻しているため、非常に興味深く、有意義な経験となりました。

 女性技術者がまだ少ない中で、自分がこの業界で働いていけるのかという不安がありましたが、少しずつ女性へのサポートや子育て支援が充実してきていることを知り、安心感と将来への希望を持つことができました。そして、5日間の実習を通して、建設コンサルタントの仕事は人々の暮らしの土台を支える、非常に重要な役割を担っていることを強く感じました。目立つ仕事ではないかもしれませんが、その分野のプロフェッショナルとして社会に貢献することに、とても魅力を感じました。この経験を糧に、今後も学びを深め、将来はこの業界で活躍できるよう努力してまいります。

 貴重な機会をいただき、本当にありがとうございました。