大船渡学冬の陣2022に若手社員が参加しました!

 12月20日(火)に岩手県立大船渡高等学校にて行われた「大船渡学冬の陣2022」に参加させて頂きました。

大船渡学とは、地域をフィールドに自らが学びたいことを見つけ、それを社会とつなげ深めていく中で、自分らしい学びのスタイルを確立していくプログラムです。

当社としても学生に広く業種、企業を知ってもらいたい、学生の学ぶ意味を深めてもらいたいという熱い思いの若手社員が参加する事が、企業課題に対する新たな発見に繋がるのではないかと期待し、臨ませていただきました。

高校生とのセッションの一部を参加した社員よりご紹介いたします。

 当日は、大船渡高校の1,2年生の他に、宮古高校の1年生と社会人が加わり、前半は「哲学対話」、後半は「社会人から宿題の提示と質疑応答」が行われました。

前半の「哲学対話」では、高校生の皆さんが決めた複数のテーマの中から、自分が興味のあるテーマの教室に入り、1グループ5~7名程度の高校生と共に対話をするという形式で、30分×4回の実践でした。参加したのは以下の4テーマです。

  • 「貧富の差と幸せは関係があるのか?」
  • 「毎日を楽しく過ごすにはどうすればよいのか」
  • 「優柔不断な人とそうでない人との違いは?」
  • 「何のために生きているのか」

 印象的だったのは、“優柔不断”に対する考え方。

どちらかというとネガティブに捉えられがちな言葉ですが、「物事を多角的に捉えることが出来る人」、「人の意見を聞ける人」というポジティブな捉え方をすることも出来るということを高校生から教えて頂きました。

また、高校生の話を聞く態度が素晴らしかったです。話し手の目を見て、適度な相槌を入れながら聞いていました。我々社会人も見習う必要があるなと痛感しました。

【哲学対話風景】

哲学対話風景1
哲学対話風景2

 若い人材の確保と定着、育成は当社が力を入れていきたい部分。高校生からの意見は貴重なものになるはずです。今後どのような提案が出てくるか楽しみです。

 半日という短い時間でしたが、高校生の皆さんと交流させて頂いたことで、とても良い刺激を受けることが出来ました!

【社会人からの宿題の提示&質疑応答風景

社会人からの宿題の提示&質疑応答風景1
社会人からの宿題の提示&質疑応答風景2
SDGs目標8ロゴ

 当社は今後も地元の若者が将来「地元に戻りたい」という思いを持ってもらうよう、地域の魅力と働きがいを伝えていきたいと思います。今回、このような機会を与えていただいた「おおふなと市民活動センター」様、「大船渡高等学校」様をはじめ関係者の皆様には大変感謝しております。ありがとうございました。